ジムニーシエラ JB74にトランスファーのダウンギヤの組み込みです。
使用するのはジールのハイ側15%、ロー側104%ダウンです。
こちらの車両は235/85R16サイズのタイヤを装着していますので、オフロードは勿論ですがオンロードでももっとキビキビした走りを狙っての選択です。
まずはトランスファーを車体から降ろします。
トランスファーケースを分解します。
上側のケースを外すとギヤとチェーンが見えます。
ハイロー同時に落とすタイプではこのチェーンが掛かっている部分のギヤを交換します。
今回はロー側も大幅に落ちるタイプなので更に奥側に有るケースからギヤを外し、ローギヤをジールダウンギヤと交換します。
因みに最奥に有る機構は四駆に入れるとフロントプロペラシャフトに動力を伝達する部分ですが、走行中にも四駆に切り替えられる様にマニュアルミッションでいうところのシンクロメッシュに当たる回転数同期機構が有ります。
その部分は非常に小さなバネやボールで成り立っているので、部品を無くしてしまったりしない様に注意が必要です。
特に気付かないうちに部品が外れていてギヤに噛み込んだりしたら目も当てられません。
ロー側ダウンギヤの組み込みが終わったので後はチェーンを組み込んでケースを閉めれば完了です。
因みにここまで減速比の大きなギヤに交換する場合はケースやフォークの切削加工が必要になります。
0コメント