ECM書替えデータ作成はウチの社長が行っています。
データ作成時には、データを変えて書き替えては走行してチェックして変化に対してまたどうするか考えてという作業を繰り返しているわけです。
そうやって何度も繰り返しているとだんだん麻痺して小さな変化では分からなくなってくる事もある様なので、ワタシが時々車を借り出して状態を複数人の感覚で判断しています。
それでも分からなくならない様に時々は今回の様にデータやタイヤまで含めてフルノーマルに戻して乗ったりもします。
久々にノーマルに乗ると改めて残念ながらパワーは無いですね。
チューニングデータの方が圧倒的にパワーが有ります。
しかし同時にノーマルに比べても良い意味で違和感や過剰演出もないというか、世の中にはハイスロ特性にしてパワー感を演出する様なパーツもある様ですが、その様な特性ではゆっくり走らなければならない時はアクセルの加減に気を使って疲れてしまうかもしれません。
それらとは違ってゆっくり走る分にはアクセルに気を使わずにのんびりとも走れますし、そのままアクセルを踏み出していけば踏み込み量に比例してパワーが出てくる特性に仕上がっていると思います。
今時の複雑怪奇な総合制御の車だけに、ノーマルの特性を尊重したチューニングを行う事で効率よく乗りやすい仕様に仕上がっていると思います。
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