ジムニーJA11です。
先ずは元々のF6A エンジンを降ろしていきます。新たに搭載するのはカプチーノなどに搭載されているF6A DOHCエンジンにです。
新たに搭載するエンジンはオーバーホールして鍛造ピストンや強化メタルヘッドガスケットなどで内部まで手を加えたエンジンです。
吸気系統はビッグスロットルや大容量サージタンク
こちらのスロットルはISCバルブの兼ねていますが、ロータリータイプでしかも大容量なので吸気導入量も多いのでアイドリングのフィードバック制御も幅広く細かく可能なので、クロカン中でも本当にエンストし難いエンジンになります。
排気系統はモンスタースポーツエキマニやタービンはRHB31ハイパーになります
インタークーラーはアトリカオリジナル水冷インタークーラーです。
こちら水冷インタークーラー本体からパイピングまで全て弊社オリジナルで作成しています。
吸気温度の安定化の重要性は言わずもがなですが、近年のダウンサイジングターボにも水冷インタークーラーが採用されてきているのでその有用性は疑う余地は無いと思います。
特にクロカン中などの走行風が期待できない状態では空冷インタークーラーは不利ですが、水冷インタークーラーならば有利です。
エンジン制御はLINK ECU G4X FURYで制御して、アトリカ低速制御システムも装着されています。
こちらのシステムはアイドリング回転を任意の回転数にスイッチで調整できて、更に負荷がかかったりしてその回転数から外れそうになった場合でも演算の早いコンピュータと高性能なISCバルブの効果で強力にその回転数を維持しようとするのでクロカン中のエンストし難さは勿論ですが、極低回転でタイヤを回したい時などにも絶大な効果を発揮します
今はまだオーナーさまの手で慣らし運転中ですが、それが完了次第本セッティングになりますので今から楽しみですね
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