エンジンオーバーホール分解測定編 ジムニー JA11 F6A

ジムニー JA11のF6A SOHCエンジンをオーバーホールしていきます。
こちらの車両はトライアルなどの競技にも酸化している車両です。
エンジン制御をフルコンLINK化などのメニューも控えていますが、その前にまずエンジンをオーバーホールします。

まずはエンジンを降ろします。
エンジンマウントがちぎれていたりしました。
エンジンハンガーに載せたら、補機類を外していきます。
補機類を外したら、シリンダーヘッドを外し、再使用する部品は徹底的に洗浄します。
3番のコンロッドメタルにダメージが見られました。
トライアルやハードなクロカンで酷使されるエンジンの場合、極度に傾いたまま使用されるとエンジンがオイルを吸えずに油膜切れを起こしてダメージを負う場合が有ります。

マイクロメーターで精密測定した結果、クランクシャフト側には問題有りませんでした。
メタルが犠牲になって、より重要なクランクシャフトが守られましたね。
この後内燃機加工に出し精密面研やバルブシート、シリンダーホーニング等を行い、その後戻ってきたら組み付けです。

ジムニー専門店AToRiKAブログ

AToRiKAはジムニーのことならお任せください。 新車販売、中古車の買取販売、オークション代行、コンピュータチューニング、修理、パーツの取付、エンジンミッションOH、チューニングエンジン制作、軽整備から重整備まで行っております。 お気軽にお問い合わせください。

0コメント

  • 1000 / 1000