ジムニー JA11 のF6A SOHCエンジンのオーバーホール作業です。
精密面研、ダミーヘッドを使用してのホーニングから仕上がってきたブロックに新品コンロッドや新品メタルを使って鍛造ピストンを組み込んでいきます。
鍛造ピストンを使用しているので、膨張率を考慮してオイルクリアランスは純正より若干広めにとります。
シリンダーヘッドも最少面研を行い、バルブも新品です。
こちらのバルブは純正よりも僅かにビッグバルブになっているので、バルブシートが傷んでいた場合にシートカットする余地を稼げる物になっているので仕上がりが違ってきます。
シリンダーヘッドを載せてタイミングベルトを取り付けたらバルブクリアランスも調整します。
エンジン本体が組み上がったら補機類を取り付けます。
ヘッドカバーはパウダーコートで塗装しますので、作業中に傷付けたら大変なのでまだ仮のカバーです。
搭載してから最後に取り付けます。
エンジンが車体に載りました。
この後慣らし運転が終わってからフルコンのセッティングになります。
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