シエラ ターボ フルコン化
ジムニーシエラに1800ccエンジンを搭載して更にターボ化された車両を、LINKでフルコン化しました。
こちらの車両はファイターエンジニアリングさん制作のジムニーシエラターボですが、雑誌などでこの車両の事をご存知の方も多いかと思います。
今回はこちらの車両をLINKでフルコン化していきます。
既に出力は充分出ていると思いますので、狙いは制御の緻密化による低中回転域のトルクアップやドライバビリティの向上です。
LINKを付けてダイナパックでセッティングした結果、全域でトルクアップする事が出来ました。
最大値で言うとトルクで約2.7キロアップ、パワーで約34馬力アップですが、グラフを見ていただくとまず低回転からのトルクの立ち上がりが大きく改善しているのがお分かりいただけるかと思います。
そして最大トルク発生回転数はあまり変わっておりませんが、最大トルクを発生してからその後の落ち方が緩やかになったおかげで馬力の特性としては6000回転近くまで伸びていく様になりました。
もともと加速感はかなり過激な車でしたが、セッティング後はそれに乗りやすさもプラスした様なフィーリングです。
とはいえジムニーシエラの車体にこの出力のエンジンなので、全く気の抜けない車両なのには間違いありませんが。
それからフルコンでセッティングを詰めていった事によりわかってきた事ですが、ハード的には吸排気系統にまだ詰める余地がある様で、エキゾーストを中心として更にモディファイすると更に上を目指せる様です。
今後の更なる発展に期待の過激な一台ですね
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