JB74ジムニーシエラが人気ですね。
弊社でも特に純正ECU書換えが人気商品です。
しかし先代JB43シエラも忘れてはいけません。
こちらは純正ECUの書換えを行う事は出来ませんが、まだフルコン化という手があります。
今回はJB43のM13エンジンを、補機類全てノーマル、マフラーまでノーマルの車両をフルコン化でどこまで行けるのかです。
結果は、セッティング前は61馬力だったのがセッティング後は75馬力になりました。
そもそもカタログデータでは88馬力のはずなので、やはりよく言われるようにダイナパックの計測が如何に厳しい数値になるかといった感じです。なのでこの場合の数値は相対値として単純にパワーアップ量が14馬力と捉えてください。
エンジンや補機類に一切手を加えないと、フルコン化でセッティングを取り直しても約1割という事ですね。
やはりNAエンジンはハード面がいかに大事かという結果だと言えます。
ここに排気系ではマフラーやエキマニ、吸気系ではエアクリーナーなどを見直せば更に1割はいけますね。
しかし今回トルクは全域で向上しているので、実際に走ってみると数値以上にパワーアップを体感できました。
レスポンスもリニアな感じになっているので、排気量の大きなエンジンになったかのように感じます。
因みに今回のフルコン化ではmonsoon Xを使用しました。
新しくなったシリーズで、お値段もかなり手頃な機種です。
純正ECUは完全撤去してmonsoon Xを使用して、メーターは全て稼働します。
アイドリングは完璧に制御されてますし、エアコンのアイドルアップ制御もなんの違和感もなく作動します。
細かい事を言うと純正ECUではエアロッキングハブの作動にエアコンのオンオフ制御を絡めていたりもするのですが、その部分も問題なく作動している事を確認しました
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