アトリカ低速制御システム


弊社で開発した、アトリカ低速制御システムのご紹介動画です。アイドリング回転数を簡単なスイッチで5段階に任意に制御して、更にトルクも制御するシステムになります。
動画の前半では2台のジムニーが横並びで同時にアイドリング回転でスタートしていますが、向かって左側のガンメタのジムニーがアトリカ低速制御システム付で、トランスファーには6.5ダウンギヤ
向かって右側がノーマルのアイドリング制御にトランスファーには7.3を組んだものです。
通常であれば当然7.3のギヤの方が低速走行出来るはずですが、6.5ダウンの車両の方はアイドリング回転数がノーマルであれば950回転の所を、より大幅に低く750回転で設定しているのでギヤ比の差を逆転する程低速で走行できています。
通常アイドリング回転数を変えるというと、ノーマルのアイドリングコントロールを止めてしまって回転数を絞っただけと思われがちですが、アトリカ低速制御システムでは手元のスイッチで5段階に調整が可能です。
ノーマルの950回転にする事も、ノーマルよりアイドルアップさせる事も出来ます。この回転数はお好みの回転数に合わせる事が可能です。
動画の後半では回転数の制御だけでなく、トルクも制御している所の動画です。
そのまま設定した通りの750回転の回転数で、牽引ロープで繋いだジムニーを引っ張っています。
通常アイドリング回転だけでこんな負荷をかければすぐにエンストしてしまいますが、負荷が掛かって回転数が落ち込むとすぐに設定回転数に戻そうとトルクを増していく制御も行われています。
なのでエンストする事なく、しかし極低回転を保ったまま255/85R16のタイヤを前後デフロックしたまま4輪空転させる程のトルクを発生しています。
この制御を活かせば、例えばロッククローリングなどでタイヤグリップを稼ぐ為に低速回転させたい、しかしアクセルのタイミングがシビアですぐエンストしてしまう。
という様な状況でも、ノーマルより大幅に回転数を低く保てるのでタイヤグリップを稼ぎやすく、しかし負荷が掛かれば直ぐにトルクを増強する制御が働くのでエンストもしにくいという、今時の高級SUVに装備される様なクローリングを補助してくれるシステムとして利用できると思います。

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