ジムニーシエラ JB43のフルコン化とダイナパックセッティング作業です。
使用したのはLINK ECU monsoon Xです。
セッティング前は補正無しで54.9馬力、トルクで8.4キロ程でした。
ダイナパックは厳しく出るとはいえ、1300ccエンジンとしてもちょっと寂しい感じです。
JB43ジムニーシエラは非力だと言われがちなのも仕方ないところかもしれません。
セッティング後ですが、パワーで69.6馬力、トルクで10.5キロ程になりました。
ここに駆動ロスを加味すると約89馬力 トルクで13.5キロ程でしょうか。
特にトルクに関してはNAエンジンの一つの指標と言われる、1000cc当たりトルク10キロ、1300ccならば13キロの数値をクリアです。
更にグラフを見ていただくとエンジン特性による馬力曲線の波もスムーズになっているのがお分かりいただけるかと思います。
吸排気からエンジンを含めてハード面は一切触らず、フルコン化とセッティングのみで馬力は10馬力以上アップ、トルクで1キロ以上アップは上出来だと思います。
特にNAでトルクを上げるのは大変です。
空燃比や点火時期は勿論のこと、可変バルタイまで細かくセッティングし直してようやくここまでアップさせることが出来ました。
実際に乗ってみると、馬力やトルクが上がったことにより加速力の向上の体感は勿論として、セッティングがきめ細かくなったことにより加速感も滑らかになり、アクセルレスポンスに至ってはノーマルだとワンテンポ遅れる感じですが、フルコン化で踏むと即座に反応してくれる様なNAエンジンらしいものになりました。
フルコンならば今後吸排気系統を変更しても即座に対応できますし、その効果も充分に発揮させられます。
JB43ジムニーシエラにもフルコン化は有効だと思います。
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