ジムニーシエラにスーパーチャージャーを取り付けます。
こちらはJB43用のキットとのことでしたが現在は販売が終了しており、ロトレックス製スーパーチャージャ本体と取付ステーのみが残っていて不足している部品が何点もある状態の物となってしまっていましたが、それでも無いと話がはじまらないということで入手することができました。
なのでそれらの問題を解決しながら取り付けていきます。
まず不足なものその①ですが、セッティングを合わせるためのカプラーオンのサブコンがなくなっています。
しかしその問題はすぐに解決です。
こちらの車両は弊社でフルコンLINKで制御させていただいていたので、そもそも問題にすらなりませんでした。
その部分もあっての今回のスタートです。
なので専用インジェクターも無くなっていましたが困りません。
エアフロ制御の年式ですがそれも困りません。
フルコンて便利ですね。
本体の取り付けは完了しましたが、パイピングも失われています
なので作成です。
スーパーチャージャからスロットルまでのパイプは入り口と出口が異径でしたが曲がりがゆるやかだったので、異径のアルミの曲げパイプを組み合わせて完成です。
しかしエアークリーナーからスーパーチャージャまでのつなぎはスペースもなく曲がりもきついのでパイプをつないでの方法では厳しかったです。
なので3Dプリンターで作成しました。
まずは簡単な樹脂で試作です
オレンジパイプが目を惹きますね。
デザインが固まれば本番用の耐熱性が高く強度のある樹脂で作成します
本体取付とパイピングまで完成しました。
こちらはオートマの車両なのでトルクが増した分ATFの負担が増すと思われますのでATFクーラーも取付けですが、定番のベストポジションはスーパーチャージャーの駆動オイルのオイルクーラーに取られたので、ちょっとずらして穴空きスキッドプレートの裏に付けました
それからATFは冷やせば何でも良いという物でもなくいい感じの温度帯が有りますし特にこちらはストリートカーなので、オイル経路としてはオイルクーラーの後に純正のヒートエクスチェンジャーを配置して冷えすぎ防止にも効果を発揮していると思います
普通車にしてはちょっとパワーが・・・
という43シエラですが、こちらの車両はフルコンLINKで制御することでトルクフルに乗っていました。
さらに今回スーパーチャージャを追加することでかなりのパワーを上乗せできましたので、よりハイパワーで楽しい車両になったと思います
0コメント