フルコンLINK制御 1800ccエンジン搭載JB43型ジムニーシエラのさらなるNAチューニングです。
こちらの車両は第一段階として弊社で1800ccエンジンに換装していて、それをフルコンLINK制御でトルクフルでハイレスポンス仕様で乗っていましたが、今回さらにパワーアップさせます。
まずエンジンを降ろして機械加工に出します。
モンスタースポーツさんによって弊社の指定通りのスペックで仕上がってきました。
外観もピカピカでいい出来です。
補機類をある程度組み合わせた状態で車体に載せます
今回の大きなトピックは4連スロットル化です。
ボアピッチ間の違う他車種用の4連スロットルをM型エンジンに組み合わせるために、まずインレットマニホールドを弊社所有の3Dプリンターで作成しました。
耐熱性、強度ともとても優れた材質の樹脂です。
独立スロットルを使用するうえで、ファンネルの設計は非常に重要になってきます。
数パターンのファンネルを制作したうえで、ダイナパックを使って相性を探っていきます。
良好な結果が得られたサイズのファンネルデザインで、完成版を作成しました。
ダイナパックセッティングが終了した段階でのパワーグラフです。
最高出力で補正なしで160馬力、最大トルクで18.8キロを発生させました。
ここに駆動ロスを加味して一般的なシャシーダイナモの馬力に近づけるとおよそ200馬力程にもなるかと思われます。
馬力曲線を見るとエンジン特性も高回転に向かってずっと伸びていくような特性になっているので運転していてとても気持ちいいです
こちらの車両は普段はストリートユースにも使用する車なので、通常使用時はエアークリーナー仕様になります。
4連エアークリーナーも目を惹きますね
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